ビットコインが、100万円以上の急落!この先どうなる?
2月22日以降、仮想通貨全体で、大きな調整局面を迎え、ビットコインは、100万円以上値を下げる事態となりました。
仮想通貨の価値が急落
2月22日以降、仮想通貨全体で、大きな調整局面を迎え、ビットコインは、100万円以上値を下げる事態となりました。
このことは正直予想済みではありました。
前回の記事で、
ただし、5~10万ドルレンジに向けた価格上昇は短期的には続かない可能性があると、目先の急上昇には慎重な見方のようです。
JPモルガンの記事より抜粋
と記載しました。詳細は、下のリンクから、ご覧ください。
ただ、ちょっと早かったかなというのは正直な感想です。
これは、個人的な感想に近いのですが、2月21日までに、ビットコインは、615万円程度を付けていました。
円換算で言えば、心理的な壁である600万円を超えていますが、ドル換算で行くとまだ、6万ドル(630万円)を超えきれていませんでした。
現在の保有数量の国別ランキングでは、アメリカが半数以上で、ドルでの購入が多く、指標の考え方はドルで見るのが一般的です。そのため、明確な目標金額である6万ドルというのは、超えてくると予想していました。(ただの個人的意見ですが。)
あとは、過去の3月のチャートを見ると基本的に調整が入っていることがわかります。
2,020年は、コロナショックがあるので、無視したとしても、今回の急騰と同じ状況であった、2018年3月も大きく調整が入っています
この調子であれば、2月後半までは、横横と見れるでしょう。
3月からどうなるの?
予想でしかありませんが、600万を超えるような挑戦はお預けになるのかなと思います。
もちろん、FRBの議会証言や、その他米国失業率の結果など様々な要因が今月残されており、それが、市場にとって良い話であれば、ビットコインもそれにつられる形で、回復に向かう可能性も残されています。また、米国では、ワクチン接種も急ピッチで進められ、景気回復の兆しが見えている段階です。
流れ的には、経済全体が上昇基調のためビットコインも上昇する可能性は十分にあります。
ただ、これまでの急上昇は、バブルと多くの投資家が感じているため、市場の原理とは若干離れている可能性があり、市場の回復と逆を行くとも考えられます。
どっちなんだと突っ込みたくなると思いますが、簡単に言うと、不安定な状態と言えるでしょう。多くの投資家の考えとしても、今の状態がバブルかどうか見極める時間となり、ここから横横、あまり上下がない状態が続くとみられます。
その後、仮想通貨に関する大きな好材料がなければだらだらと下落していくのではないかと考えられます。
つまり、材料待ちがここ数週間から、数か月続くと考えられます。
ただ、3月は、決算発表などが少なくあまりビックニュースが飛び込んでこないと踏んでいます。
いつ買えばいいの?
購入は、4~6月がおすすめだと考えます。
前回の記事では、6月と記載しましたが、少し待つのが嫌な場合は、4月でも問題ないかと思われます。
3月は調整月として、下落が続くと考えます。そして4月になると、一旦それが落ち着くため購入のチャンスかと考えられます。
ただ、4月もあまり材料が多くないため、だらだら下落する可能性があるので要注意ではあります。そんな時は、米国市場の様子や米国債の長期利回りを参考にするのをお勧めします。好転していればビットコインも引き上げられる可能性があります。
ゴールドマンサックスは米国債の利回りが急上昇したことを受け、市場が混乱するという予想をしています。
債券利回りの急上昇は、株式市場が一定の調整を避けられない可能性を示唆している。ライアン・ハモンド、デービッド・コスティン両氏らゴールドマンのストラテジストは今月に入って出したリポートで、株式市場は通常、月内の金利上昇が2標準偏差以上となると下落する傾向があると指摘。足元では36bpに相当するとしていた。
ゴールドマンサックスの記事より
この感じだと、3月は市場全体が混乱に陥り、数か月の間上昇どころか、大きな下落をも迎えるかもしれません。